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イビキは危ない??

一昔前まではイビキは健康で深い眠りについている証拠だとされてきました。しかし現代では無呼吸症という病気と深くかかわっていることが明らかになり、今ではイビキは睡眠の危険因子とされています。
日本では毎日イビキをかく人と、たまにイビキをかく人を合わせると人口の半分の人がイビキをかいています。また毎日イビキをかく人を常習性イビキと呼び、これは50歳代にピークに達するようです。


いずれにしても人間はイビキをかく生物であると考えてもよいのですが、はたしてイビキは人間に対して有害であり危険因子なのでしょうか。
イビキは呼吸運動により上気道の狭くなっている部分が振動して生じるもので、いわば生理現象といってもいい現象。寝不足のときや疲労が溜まっているときなどは、さらに上気道筋の緊張が緩むためにイビキが大きくなります。


つまりイビキは精神的や身体的な状態で起こってくるもの。少なくともたまにするイビキはまったく問題ありません。またイビキが脳梗塞や心筋梗塞などを引き起こす危険性があると思われがちですが、実際にはあまり関係ないと考えてよいでしょう。
イビキが人間の健康に害になるのは、重度のイビキによる無呼吸や低呼吸が起こる場合です。無呼吸とは口や鼻の空気の流れが10秒以上停止することで、低呼吸とは呼吸による空気の流れが通常の半分以下に低下した状態が10秒以上続くことです。


このようにイビキが重度になると、眠りが浅くなり不眠を招くことにもなり、さらに体の酸素量が減少して内蔵などの臓器に悪影響を与えてしまいます。ですがイビキに対して神経質になることで不眠を招くケースも少なくないので、あまり気にしなくてもよいと私は思います。